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(物語) あしながおばさん

東京の短大の保育課に通う短大生の女性は、来年の春に夢だった保育士になる。彼女は両親が幼い頃に離婚していた。その家庭環境に育った彼女には、短大に通うことは経済的に苦しかった。一度は夢を諦めかけた。それを救ってくれたのは、名も知らぬ遠くに住む女性だった。

京都府向日市に住む松田嘉子さんは、長年民生委員として活動していた。彼女が東京の高校生が投稿した朝日新聞の記事を見たのは2013年のこと。

「どうしても保育士になりたい。でもお金がないから短大に進することができない。どうしたらいいですか」

松田さんはその記事を見て、それまで民生委員として貯めていた謝礼金と、自分が交通事故にあった際に支払われたその高校生に寄付することにした。贅沢な生活はいらない。それが松田さんの信条だ。松田さんは2年間で244万円もの援助した。

この春、松田さんから支援を受けた短大生は保育士になる。責任も重く、収入も多いとは言えない。だが、彼女は「あしながおばさん」の善意に応えるべく、保育士への道を歩む。
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