(音楽) 未来の音楽

JR南武線・東急田園都市線が交差する街、溝の口。ここに私がご用達のTSUTAYAがある。日本ではCDを買ったり、借りてきたり、ブックオフで中古のCDを購入するというのが一般的だ。YouTubeから動画・音声データをコピーするというやり方もあるだろうが、本当にその歌手のファンだったらやはりCDが欲しいと思う人は多いはずだ。特に私のようにサザンオールスターズ、プリンセス・プリンセス、リンドバーグにブルーハーツを青春時代に聞いた世代あたりはその傾向が強いと思う。

若い世代の方々は、iTunesやMoraから欲しい音楽だけをダウンロードするという方法も一般的だと思うが、TSUTAYAでは若い人たちも多く見かける。

一方、アメリカやオーストラリア等ではCDの売り上げはこの10年でかなり減少し、さらにiTunes等のサイトからダウンロードするという方法ですら過去のものになりつつある。Wall Street Journalによれば、アメリカでは2003年には総計15億USD(約1兆5000億円)の売り上げがあって、CDが94.8%と他を圧倒していた。カセットテープの記述も見える。それが10年後の2013年には総売上が70億USD(約7000億円)と約半分に減少している。内訳はCDが35%、iTunesのようなダウンロードが約40%、そしてストーリミングサービスが約21%である。

For Taylor Swift, the Future of Music Is a Love Story (ねえ、テイラー、未来の音楽産業は"Love Story"なの? 注:"Love Story"はテイラースイフトの代表曲)

The Singer-Songwriter Says Artists and Fans Will Still Form Deep Bonds, but They Will Do It in New Ways
http://online.wsj.com/articles/for-taylor-swift-the-future-of-music-is-a-love-story-1404763219

(面白いのは、WSJのこの記事にWashington Postが反論の意見記事を載せていることだ)
Five problems with Taylor Swift’s Wall Street Journal op-ed
http://www.washingtonpost.com/blogs/style-blog/wp/2014/07/08/five-problems-with-taylor-swifts-wall-street-journal-op-ed/

WSJも言及していいるが、現在人気になりつつあるのはスポテイファイ(Spotify)に代表される定額ストリーミングサービスだ。平たく言えば、自分の好みにあった音楽を流してくれるラジオだと思えばいい。CDからリッピングしたり編集する作業をする必要がないことが人気の理由だろう。
https://www.spotify.com/us/about-us/contact/

スポテイファイはまだ日本ではサービスを開始していない。ただ、日本ではあまり成功しないと思う。

私は契約の仕事をしているが、日本人は一般的に所有欲が高く、有形のものには対価を支払うが無形のものに対価を支払うのは嫌だという傾向が強いと感じる。ストリーミングサービスは結局何も手元に残らないので、無料でないと流行らないと覆う。FMラジオかradikoで十分だろう。

そのradikoには有償のエリアフリー版(月額税別350円)と実際のラジオと同じ放送局しか聞けないエリア限定版の無償のradikoの2つがある。エリアフリー版が有償でも人気だが、これは北海道にいるのに東京のニッポン放送が聞けるといった特別な要素があるからだろう。

radiko、エリアフリーで聴ける有料会員「radiko.jpプレミアム」が10万人に
http://japan.cnet.com/entertainment/35050829/

今後どのように変化していくのか楽しみである。ただ一つだけいえるのは、どんなに時代が流れてもいい音楽は人々の心に響くということだ

テーマ : 洋楽 - ジャンル : 音楽

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