(デジタル) au版iPhoneの死角

ドコモとソニーは蜜月の関係にあると言える。ウオークマンで世界を席巻した"SONY"にとって、Appleは天敵以外の何者でもない。さらにAppleは通信会社に厳しい販売ノルマを与えると言われている。当分の間、ドコモからはiPhoneは公式には出ないだろう。

一方、au(KDDI)は市場シェアでソフトバンクに猛追されている。明日26日に新製品発表会があり、前回に引き続き「公式リーク」して話題作りに励んでいるようだが、残念ながら富士通の「ARROWS Z(ISW11F)」、京セラの「DIGNO(ISW11K)」、HTC「EVO 3D(ISW12HT)」、MOTOROLAの『PHOTON(ISW11M)」では秋冬商戦は厳しいだろう。
http://http://netallica.yahoo.co.jp/collect/mark/226401

auにとって、起死回生の一発がiPhoneといえる。しかし問題はある。2月27日の記事でも書いたが、エリアが狭いことが予想されるのだ。
http://hayamabeach.blog39.fc2.com/blog-entry-308.html

日本のマスコミは、auの方がソフトバンクよりもエリアがいいと決め付けている。だがそれは普通の端末の場合だ。CDMA系の米Veriaon WirelessがiPhoneを発売したので技術的にはauも発売できるだろうが、アメリカ版は新800MHZ帯と1900MHZ帯の対応だ。auは旧800MHZ帯(来年停波予定)、新800MHZ帯と2GHZ帯を使用する。つまり、iPhone 4はこのうち新800MHZ帯にしか対応できないことになる。

2月の記事では、具体的に鵠沼海岸や南房総で使うことは難しそうだと書いたが、その後改善されたのだろうか。新型iPhoneの周波数対応にもよるが、iPhone 4と同じく新800MHZ帯にしか対応しないのであれば、当分の間はエリアがかなり制限されるだろう。当分の間はソフトバンクの方がエリアが広いと考えていた方が無難だろう。将来はともかく、今はまだau版iPhoneは待ちだと思う。
http://b2b.vzw.com/international/pdf/japan.pdf
http://ja.wikipedia.org/wiki/IPhone#iPhone_4

一つ指摘しておきたいことがある。これも以前記事に書いたが、現在でもiPhoneをドコモ網で使用することは可能だ。
http://hayamabeach.blog39.fc2.com/blog-entry-290.html

ドコモから通信設備を借り受けている日本通信だけではなく、今ではドコモ自身で堂々と契約ができるようになった。但し端末は「SIMフリー」と呼ばれる海外のiPhoneを自ら調達しなければならない。ところが、最近アメリカのAppleストア等でこれが買えるようになった。16GBで$649(約54000円)、32Gで$749(約6万円)である。
http://store.apple.com/us/browse/home/shop_iphone/family/iphone/iphone4?mco=MjU1NTYxNjI

もし日本のアップルストアでSIMフリーのiPhoneが発売されるようになったとしたら??ソニーの顔を立てつつ、ドコモはiPhoneの客も取ることができるだろう。今はまだパケット代がパソコン通信と同じ扱いになり、月あたり約1万300円かかってしまうので高いが、日本のアップルストアでSIMフリーiPhoneを販売するようなったらドコモはプランを変更する可能性は十分ある。これならドコモは販売ノルマを課されない。GoogleのAndroidに押されているAppleにとっても魅力的な話だ。

iPhoneをドコモで使いたいという需要は極めて高い。両者にとっておいしい話と言えるだろう。


他社製品の携帯電話機などをドコモのSIMカードでご利用する際の手続き(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/other/index.html#p03

日本通信株式会社
http://www.j-com.co.jp/

テーマ : 携帯&モバイル関連ニュース - ジャンル : 携帯電話・PHS

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