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(歴史小話) 吉田松陰、アメリカを目指す (前編)

この旅に2冊のお供がいる。司馬遼太郎の「世に棲む日々」(文書文庫)である。この小説は、江戸時代末期、幕末と呼ばれる時代に生きた、吉田松陰と高杉晋作の2人の師弟を描いている。WestfieldのSeatlle's Best Coffeeにて1巻を読み終わり、2巻に突入である。

吉田松陰とは、幕末の思想家である。長州藩(現山口県)の萩に生まれ、親類が設立した「松下村塾(しょうかそんじゅく)」にて、その後日本の歴史を動かす久坂玄端、高杉晋作、桂小五郎(のちの木戸孝允)といった門下生を育てた。後に日本初の内閣総理大臣になる伊藤博文(成人前の名は伊藤利助)もこの松下村塾のグループと知り合いになり、下級藩士であったにも関わらずその才能を見出してくれる人達とのネットワークを作った。

松下村塾で松陰が教えた思想は、「天皇を中心にした国家を作り、外国からの脅威を守れ」という急進的なな思想である。つまり時の政府である江戸幕府を否定しているのだ。そのことは私も知っていた。今回読んだ「世に棲む日々」では、1854年に松蔭はペリー提督が乗る黒船を追って、江戸→神奈川→下田まで行き、さらに下田でペリー達の黒船に乗船させてもらい、アメリカまで連れて行ってもらおうと行動を起こした、というのである。

南伊豆下田と言えば、波乗りで私がよく行く場所である。海は綺麗だし、魚も旨い。
実際に行って調べてみることにしましょう。(後編に続く)

テーマ : 歴史雑学 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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