(旅日記) 現地通貨をどうやって手に入れるか?

外貨を手に入れる代表的な方法は以下のとおり。

① シテイバンクの円普通口座を作り、日本のシテイバンクのATMで入金し、現地の「Cirrus」マークが付いたATMで下ろす(シテイバンクのATMでなくてもいい)。現地の通貨が下ろせる。なお世界の代表的な空港には必ず24時間稼動のATMが設置されている。

② シテイバンクの「e-Saving」口座を作る。あとは①と同じ。

③ ATMでクレジットカードを使って下ろす。

④ トラベラーズチェックを作る

⑤ 日本で円を両替する

⑥ 現地で両替する

これまでの経験から、①か②と③を併用し、2万円ほど日本円を持っていくのがお勧め。実際に使ってみたところ、フランス、オーストラリアと中国の上海では上記①②③の方法で問題なく下ろせた。

(CITIBANKの円普通口座)
最近、シテイバンクの日本円普通口座は、邦銀と同じく1000万円まで預金保護機構の保護を受けられるようになった(外貨口座は対象外)。
http://www.citibank.co.jp/JPGCB/NPA/acq/rates/yen_deposit_rate.do

月平均100万円を預金できる余力がある方は、この方法がよいと思います。日本円で預金して現地で現地通貨で下ろせる(手数料は210円)。シテイバンクは邦銀よりもレートが良いし、支店も世界中にいっぱいある。支店にあるATMでは問題なく下ろせる。
http://www.citibank.co.jp/ja/index.html

(CITIBANKの"e-Saving")
一方、メインバンクが邦銀の方、100万円預金しておくのはつらいという方には、同じくシテイバンクの「e-Saving」がお勧め。10年前は「ワールドキャッシュ」というほぼ同等のサービスがあったが、有効期間が2年間で、2年毎に作り変えなければいけないというデメリットがあった。

「e-Saving」には有効期間がない。但し、シテイバンク店舗で作ることはできず、インターネットでしか申請できない。さらにFAXか電子メールで身分証明書を送付し、本人確認郵便でカードを受け取る必要がある。ここまでで7~10日くらいかかる。さらにカード受領後30日以内に、印鑑かサインをシテイバンクに送付しなければならない。手間はかかるが、一度作ってしまえば後はラクだ。現地での手数料はワールドキャッシュ時代と同じく引き出し1回あたり210円。
http://www.citibank.co.jp/ja/deposits_investments/esavings/products/accountopen.html

(クレジットカード)
海外でクレジットカードは信用の証明書の意味をなす。日本だと嫌う人が多いが、海外へ行く際には最低1枚は必要だ。海外旅行保険が自動付帯するカードもあるので、よく検討したい。

クレジットカードを使った現金の引き出しには裏技がある。カードの裏に「PLUS」のマークが付いたカードを使い、現地のATMでお金を下ろすときに「CREDIT」ではなく「SAVING」を選択する。この方法だと少しレートが良くなると言われている。

(トラベラーズチェック)
トラベラーズチェックは、バックパッカー等で長旅をする人に向いている。レートもいいし、失くしても再発行できる。但し、ビジネスで出張する方は敢えて作らなくてもいいだろう。

(現金で現金に両替)
日本で円を両替する方法はあまりお勧めできない。レートが悪いし、大金を現金で持ち歩くのは危険だ。どうしても、という方は大黒屋等のチケット屋がお勧め。米ドル等、扱う通貨は限定されるが、市中の銀行よりはレートがいい。
http://gaika.e-daikoku.com/

現地で円を現地通貨に両替するのは最後の手段。もっとも、クレジットカードをメインで買い物をする方はこれでもいいかもしれない。

(海外ATMシミュレーション)
三井住友VISAカードのHPにシミュレーションがあるので、初めての方には役立つと思う。

①カードを入れる、またはスワイプする(上から下へカードをスライドさせて読み込ませること。日本に はない方法)
②暗証番号(Personal Identification Number, PIN)を入力
③引き出し(Withdraw/Withdrawal)を入力
④PLUSの人は「SAVING」、その他の人は「CREDIT」を選択
⑤50、100、200、300等、あらかじめまとまった額でよければそれらを選択、任意で選びたければ「Other」を選択し、希望額を打ち込む
⑥シミュレーターにはないが、領収書(Receipt)をもらうか(Yes)、いらない(No)かを聞かれる。Yesにしておこう
⑦「がちゃがちゃ」と音がすれば成功。現金が出てくる。なお、8分の1くらいの確立で「No Transaction」(取扱不能)というATMに出くわす。この場合、めげずに別のATMで再チャレンジしましょう。  
http://www.visa-e-mailclub.com/cu/ATMflash.html


ちなみにこの稿の筆者は、シティバンクとはまったく関係ない。むしろ、みずほ銀行の方が好きである。だが、困ったことに海外の支店へ行ってもお金は下ろすことはできない。かつて、ニューヨークとシンガポールへ行った時、旧富士銀行の支店へお金を下ろしに行ったことがあるが、行員さんに「当店ではお金は下ろせません。外のATMで下ろしてください」と言われてしまった。店内にATMすらないのだ。シティバンクでは、オーストラリアだろうがアメリカだろうがシンガポールだろうが、どこでも当たり前のようにATMが設置してあるのと対照的である。状況は再編が進んでみずほ銀行となった今でも変わらない。

日本は色々なところで「鎖国」「ガラパゴス」と言われているが、金融の世界も例外ではない。現政権の郵政事業の見直しも結構だが、少子高齢化が進み日本経済が縮小化していく中で、国際競争力を強化することは絶対に必要だ。シテイバンクのように、邦銀のキャッシュカードで海外の邦銀の支店やATMで、シテイバンクに負けない為替レートで、現地通貨をごく普通に下ろせるようになることが、その一つのバロメータになるだろう。


VISA 海外旅行カード得活用術
http://www.visa-e-mailclub.com/cu/travel_journal-case1.html

(PS)
上記とは逆に、海外からのお客様や友人が日本に来た場合、クレジットカードの規格が異なるので日本のお店やATMでは使用できない場合がある。この場合、日本のCITIBANKかセブンイレブンのセブン銀行のATMならばお金を下ろせるはずだ(ブランドはVISAかMASTER)。こうしたセブン&アイグループの姿勢は素晴らしいと思う。

セブン銀行ATMでの海外発行VISAカードによる、キャッシュサービス取扱における提携について~海外VISAカード会員の利便性を向上~
https://www.smbc-card.com/mem/company/news/news0000449.jsp

テーマ : 海外情報 - ジャンル : 海外情報

コメント

ほお、色んな方法があるんですな。カードが使えれば極力カードで済ませてしまいますが。
いずれにせよ海外に行くと金銭感覚のマヒに気を付けねばなりませんね

Re: タイトルなし

> ほお、色んな方法があるんですな。カードが使えれば極力カードで済ませてしまいますが。
> いずれにせよ海外に行くと金銭感覚のマヒに気を付けねばなりませんね

思わず使いすぎてしまうんですよね・・・これがまた
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